入居後のトラブル対策は万全?不動産会社によって異なる管理体制

気に入って借りた部屋なのに、入居後しばらくしたら水回りのトラブル、エアコンが故障して使えない…など。あっては困りますが、設備関連の故障や住まいトラブルはどうしてもついて回りますよね。

その後の対応次第では再び快適に過ごせるようになるでしょうし、逆を言えば、たかが故障一つで気に入っていた部屋に不満が溜まってくるかもしれません。

こうした入居後のトラブルにすぐ対応してくれるかどうか、これは物件の管理体制によって大きく異なります。その他にも家賃の支払い忘れ、入居中の困りごと、そして退去の連絡などは一体誰に相談すればいいのでしょうか?不動産会社の分類ごとに管理体制の特徴をご説明します。

まずは、大手賃貸不動産会社で契約した場合です。

全国に支店がある名の知れた大手不動産会社は、子会社もしくは関連会社に自社物件の管理専門会社を持っている場合がほとんどです。部屋探しから入居までは不動産会社、入居後から退去までは管理会社とキッチリ分業していて、すべての対応を一貫して任せることができます。

設備の故障対応や近隣の生活音・違法駐車等の敷地や建物内のトラブル、家賃の支払や退去の連絡まですべて、管理会社へ連絡することになります。通常コールセンターを設け24時間365日体制で管理していますから、連絡後の対応も比較的早く、入居後の安心度はダントツに高いと言えるでしょう。

次に、フランチャイズ系不動産会社、一部の地場不動産会社での契約の場合です。

こちらは管理体制がまちまちで、不動産会社のみならず大家さんによっても管理体制が異なっていますから、契約時の確認が必須です。近年多くみられるのは、管理専門会社と契約し一部の管理業務を依頼しているケースです。

主に家賃集金や保証だけは管理会社に依頼していることが多く、家賃の支払は大家さんの口座への振込ではないことも。もしうっかり払い忘れた時は不動産会社でも大家さんでもなく集金専門の管理会社へ連絡する必要があるかもしれません。

いずれにしても特に明記がなければ、設備の故障や近隣トラブルなどには、不動産会社が窓口となり大家さんが直接対応することが多いでしょう。大家さんに相談するのは気が引ける…ということであれば契約した不動産会社に一度連絡してみましょう。ただし不動産会社の定休日や長期休暇などには注意が必要です。

そして最後は、地場不動産会社の場合です。

ほとんど全てが大家さん次第、もしくは境界があいまいというのが大半の地場不動産会社の特徴です。

毎月の家賃は大家さんの口座へ振込でも、払い忘れの場合は不動産会社で預かる、設備故障の連絡は不動産会社で受けるが修理に来るのは大家さんを通した業者とか、もしくは大家さんが全部一手に引き受ける場合もありますね。

あまり細かい規定がない場合が多いので、不動産会社でも大家さんでも話しやすい方に相談しましょう。

地場不動産会社や大家さん直接管理の場合、早い対応は望めないことがあります。夜間休日、長期休暇などに起きたトラブルは連絡がつかず困ることもあるでしょう。住まいのトラブルは緊急であれば有料のサービス会社を利用するのも手ですし、応急処置や軽微な修理などは自分でできればベストです。

ただし近隣のトラブルだけは、できるだけ自分で対処しないのが鉄則です。大家さんであれ不動産会社であれ、必ず間に入ってもらうようにしましょう。さらに大きな問題に発展しかねないからです。

管理体制によって連絡先が違うのはもちろん、入居者に求められる対応も異なります。物件だけでなく入居後の管理体制も視野に入れて不動産会社を選べば、部屋探しは完璧です!