やっぱり大手が安心なの?不動産会社の違いを知ろう

賃貸不動産会社といって思い浮かべるのはどんな会社でしょうか?知名度の高さ、地元の知り合いなど人それぞれイメージがありますね。

賃貸物件を扱う不動産会社は大まかに3つの分類に分けられます。それぞれの違いをご紹介します。

1つ目は大手賃貸専門不動産会社です。

誰もが知っている大手不動産会社は全国に支店があり、建築会社を母体としていて物件を自社や系列会社で設計施工していることがほとんどです。圧倒的な物件数、全国ネットで転勤や住み替えなども安心ですし、社員教育が充実していますからきちんとした対応を期待できます。

自社物件を扱っているのは何よりの強みです。建物の構造については誰よりも詳しいですし、新築なら、建築途中でも同タイプの間取りを見せてもらえるなどのメリットがあります。

ただ、自由度が低いのが難点です。大手ならではのさまざまな規制に阻まれ、何かと融通が利きにくいですね。

特に、地方にお住まいで、家賃は多少高くても新しい物件が好み、住み替えもあり得る、アフターフォローもしてほしいという方であれば、大手の不動産会社で部屋探しをするのがぴったりです。

2つ目がフランチャイズ系不動産会社。

こちらもTVCMなどでおなじみの会社が多いですね。直営店舗、そして地元の不動産会社がフランチャイズ加盟した店舗の2種類があります。直営店舗の場合、大手不動産会社とさほど変わらないメリットを受けられますが、自社で建築した物件を扱うことはほぼありません。

地元の不動産会社がフランチャイズ加盟した店舗の場合、営業形態などは直営店舗と変わりませんが、扱っている物件はもともとその地元の不動産会社が大家さんから預かっている物件であり、扱う物件の家賃相場や築年数の幅が広いのが特徴です。

看板は名の知れたフランチャイズ系不動産会社であっても、中身は地元の不動産会社。しかし、看板を掲げられるということは、フランチャイズの認定基準を満たしているということ。信頼できるからこそ加盟できるというのも事実です。

ちょっと古くても家賃の安い物件を探したい、入居後もある程度安心できるほうが良い、という方は視野に入れてみてもいいかもしれません。

そして最後は、地場不動産会社です。

地元に密着し長年にわたり営業している会社、独立し店舗を設けた新しい会社など、形態はさまざまです。会社規模もまちまちで、一人で営業している店舗から数十人の従業員を抱え複数店舗を展開する会社まで多種にわたります。

地元の住宅会社が建築した賃貸住宅を扱う不動産会社であれば、新築物件の情報も入りますし、何よりも地域密着型ですから、物件だけでなく生活にまつわるさまざまな相談にも乗ってくれやすいと言えるでしょう。

地場不動産会社の一番の強みは、賃貸だけでなく土地などの売買物件も取り扱っているということ。たとえば結婚し子供が生まれ、家を建てようなんてこともありますよね。そんな時には地場不動産会社が地元ならではのネットワークをフル活用し、力になってくれるでしょう。

しかし地場不動産会社は賃貸物件を契約して鍵を引き渡すまでが仕事、という場合がほとんどです。家賃の支払い、入居後のトラブルや相談などは、不動産会社ではなく大家さんに直接ということになります。

不動産会社はすごくよかったのに大家さんが気難しいとか、トラブルは自分で解決しなければいけない、などの問題も考えなければなりません。

一概に知名度や会社の規模だけで良いと言えないのが不動産会社です。メリットデメリットを考慮し、自分のライフスタイルに合った会社を選びたいですね。